２０１６年の抱負と２０１５年の反省

２０１６年
幕が開きました。

女性として、歌手として
輝いていきていきたいですっ

今年一年たくさんご迷惑をおかけし、たくさん勉強させて戴き、大変勉強になった一年でした。
誠に誠にありがとうございました。
今年もまた素晴らしい方々の背中を追い掛けてがんばりますっ...
よろしくお願い申し上げます。

昨年は自分の方向性の模索と軌道修正の一年だったように振り返ります。

家族やお世話になった方々との別れや、また新たな出会いの多かった一年でした。

夏のコンサートでは一週間前に風邪をひき
熱も下がらず咳も出る中何とか公演を終えるという
自分でも信じられない大ピンチに遭遇。
調子が良かっただけに悔しい思いも体験して。
でもいつもより声が出ていたようで・・・複雑な思いでした。
健康管理、本当に大切です！

また動物たちの置かれている過酷な環境を何とかしたいという思いを共有した仲間たちと
音楽、歌を通じて出会えたこと。動物たちの為に活動できたこと。
有難かったです。
命はすべて平等に価値があるのだということをこれからも声にしていきたいです。
人間の勝手で地球上にある全ての命の運命が左右されるのは恥ずべきことだと思っています。



歌を始めて沢山のお方のお力添えがあり
数々の公演を重ねることが出来
一人では到底演奏することが叶わないであろう多くの珠玉作品を演奏することが出来
また今までの経験が土台となって今私はここに居るのだなと
感慨深いです。
重ね重ね、ありがとうございます。

また年末のdi Gioia氏との出会いとレッスンの影響力は大きかったです。
女の人の数よりソプラノの数が多いのに、君は多くのソプラノの中の一人でいるのか
それとも特別なソプラノとして生きるのか？
と問われたことは大きかったです。
彼自身も常に何度もテクニックを見直すそうです。
とにかく基本！テクニック！体調が良くないときでも、それが助けてくれると。
そして君の声はモーツァルト作品があっていると言われたことには驚きました。
しかもDespinaやZerlinaといった役どころ。
・・・歌っていて歌い甲斐、演じ甲斐があるんですよね。楽しんでいる自分にびっくり。
昔の歌手の声を聴いてごらん。君のような声の歌手がたくさんいるよ。と。
昔の歌手…伝説にも違わない雲の上の存在の偉大なる歌手。。。と思っていたので
まさかわたし？！驚きを隠せません。
モーツァルトも限られた優れた歌手しか歌うことが許されないと思っていたので。
でもそうやって言ってもらえて、モチベーションが大変高まりました。

モーツァルトに疲れたらLa Traviataとかに戻ればよいんだよ。と。

隠れた才能の片りんを掘り起こしてもらえたような気がしてとっても感動的でした。

自分は自分の声を聴きなれているので
色々な聴く耳を持っている人に聴いてもらうことは歌手にとって大切なことだと。

沢山の勇気をもらいました。

集団の中で自分という個性を認めて、
そして全体の一部という役割を務める心地よさの気づきも一つでした。
全てのシーンにおいて、自分のベストを尽くす。
これに尽きると思います。
社会とのつながりのなかでの自分磨き
今年もたのしんでがんばります！

イタリア語ももっとがんばろっ
無駄なことなどひとつもない
佳きお年をおむかえくださいませ♡

２０１６年１月１日初日の出