今、私の中のカッコイイ女性は
ジャンヌ・モローとヘレン・ミレンです。
ジャンヌ・モロー主演の「クロワッサンで朝食を」
と
ヘレン・ミレン主演の「黄金のアデーレ」
この2本の映画を観てかなり影響されました。
お二人とも颯爽としていて
姿勢がとっても良い。
きちんと自分の意見を
ものすごくはっきり言う。
そしてユーモラスに富んだ話術で
己の価値を常に尊重している。
会話の素敵さは
「アクトレス」主演のジュリエット・ビノシュも見習いたいところです。
「クロワッサンで朝食を」は
une Estonienne a pari パリのエストニア人
という原題らしく…
私の憧れのエストニアとパリが一つの映画で観ることができた
という個人的に画期的な体験をしたのでした。
エストニア語を実際に耳にできてうれしかった。
そして、みなさんやはりおしゃれさん。
きちんとその場に合った服装を着こなされて
本当に勉強になります。
「黄金のアデーレ」の弁護士の妻役のケイティー・ホームズも良くて
夫になにがあろうとも私は大丈夫
何があっても私たちは大丈夫
という芯のある女性に共感しました。
ナチ侵略の時代と現代が交錯し
美しさと憎悪の対比が描かれ
マリアとシェーンベルク弁護士により
断ち切った過去から現在へ息を吹き返した記憶と
その先へ続く希望を感じ
正義を取り戻すことができた現在に
安堵をしました。
日本人である私でも
罪なき人々へのわけのわからないおかしな思想による
侵略は相当打撃が強かった。
もう一度観返したい映画です。